理事会・議事録

理事会(3月度)

2018年3月2日(金)14時30分〜17時15分
大阪市北区堂島1-6-20 堂島アバンザ6階 本会 関西事務所会議室
議長 理事長  近藤 健治
出席理事 17名(理事の総数21名)
近藤 健治、足立 和泰、熊谷 英夫、櫻井 克己、水戸 信彰、久慈 直登、青木 昇、
池村 治、大水 眞己、加藤 実、木下 達也、木全 政弘、佐野 裕昭、鈴木 草平、
淺井 俊雄、戸田 裕二、林 明峰

出席監事  2名(監事の総数 2名) 来住 文男、西田 習太郎

議題

 (決議事項)

第1号議案 訪問代表団派遣「特許情報検索に関するPDG 訪問代表団」
第2号議案 意見書提出 内閣府知的財産戦略推進事務局宛「『知的財産推進計画2018』・『知的財産戦略ビジョン』
        の策定に向けた意見」
第3号議案 意見書提出 タイ商務省知的財産局(DIP)宛「タイ特許法改正案に関する意見書」
第4号議案 意見書提出 シンガポール政府機関宛「たばこパッケージに関する規制に対する意見書」
第5号議案 資料発行「中国専利権侵害対応実務マニュアル 改訂第2版」
第6号議案 2018年度 専門委員会委員長について
第7号議案 2018年度 功労者表彰について
第8号議案 入会について

 (報告事項)

  1. 退会について
  2. 主要施策の活動について
  3. 委員派遣
  4. 後援・協賛
  5. 事務局からの連絡事項
  

議事の経過の要領及びその結果

事務局長 志村勇氏は、審議に当たり、定款第40条の規定に従う理事会成立人数について、理事総数21名中、決議に参加する審議事項の審議開始時の理事数は17名であり、 過半数の理事の出席があるため、定款の規定に従い理事会が成立することを確認した。

(審議事項)

第1号議案 訪問代表団派遣「特許情報検索に関する*PDG 訪問代表団」
 議長は本議案を付議し、派遣元の情報検索委員会担当理事(副理事長)水戸信彰氏を指名し、派遣の趣旨、スケジュール、費用等の説明を行った。2018年4月22日〜26日に、 情報検索委員会担当理事およびメンバー2名がオーストリア(ウィーン)で開催されるPDGの会合に参加し、アジア圏の機械翻訳用の収録語の充実を要望するとともに、知財業務に 適した翻訳エンジンの使用法について独自指標の開示と提言を行う。
 説明の後、議長は本議案について各出席理事の賛否を求め、全員異議なく承認可決した。

*Patent Documentation Group(ヨーロッパ最大の特許ユーザー団体)

第2号議案 意見書提出 内閣府知的財産戦略推進事務局宛「『知的財産推進計画2018』・『知的財産戦略ビジョン』の策定に向けた意見」
 議長は本議案を付議し、理事長 近藤健治氏が、本議案の電子審議が2018年2月13日〜15日まで実施され、集計の結果過半数の理事の承認が得られたため、2月16日に理事長名で提出したことを説明した。
 説明の後、全員、異議なく本意見内容について確認した。なお、来年以降は、公式に意見募集が開始される前より準備に着手し、十分に検討したうえで意見集約を行うこととする。

第3号議案 意見書提出 タイ商務省知的財産局(DIP)宛「タイ特許法改正案に関する意見書」
 議長は本議案を付議し、提出元のアジア戦略プロジェクト担当理事(常務理事)池村治氏を指名し、2月28日にアジア戦略プロジェクト担当理事名で、タイ商務省知的財産局(DIP)宛に 提出済みのタイ特許法改正案に関する意見の内容について説明した。昨年6月に提出した意見書に準じた内容となっている。
 説明の後、全員、本意見内容について確認し異議なく承認した。

第4号議案 意見書提出 シンガポール政府機関宛「たばこパッケージに関する規制に対する意見書」
 議長は本議案を付議し、提出元の商標委員会担当理事(常務理事)佐野裕昭氏を指名し、3月16日に、商標委員長名でシンガポール Health Promotion Board宛に提出予定の、たばこ パッケージ規制に関する法案に対する意見の内容について説明した。
 説明の後、議長は本議案について各出席理事の賛否を求め、たばこによる健康被害を前提とした規制であり、表現を十分に吟味して提出することで、全員異議なく承認可決した。

第5号議案 資料発行「中国専利権侵害対応実務マニュアル 改訂第2版」
 議長は本議案を付議し、担当理事欠席のため、発行元の国際第3委員長 岡本武蔵リカルド氏が、「中国専利権侵害対応実務マニュアル 改訂第2版」の発行の趣旨、内容、発行希望時期等に ついて説明を行った。本マニュアル初版の配布先が正会員のみであったことから、今回の配布先についても検討した結果、完成原稿を確認のうえで配布先を決定することとした。よって本議案に ついては一旦保留とし、次回4月度理事会にて再審議することとした。

第6号議案 2018年度 専門委員会委員長について
 議長は本議案を付議し、専務理事 久慈直登氏を指名し、2018年度専門委員会委員長候補者を、リストとともに説明した。委員長が交代するのは8委員会。
 説明の後、議長は本議案について各出席理事の賛否を求め、全員異議なく承認可決した。

  第7号議案 018年度 功労者表彰について
 議長は本議案を付議し、専務理事 久慈直登氏を指名し、協会表彰規則に従い2018年功労者表彰の対象者を選定した結果、候補者は19名(うち研修講師は14名)であること、及びその候補者名を説明した。
 説明の後、議長は、本議案について各出席理事の賛否を求め、全員異議なく承認可決した。

第8号議案 入会について
 議長は本議案を付議し、専務理事 久慈直登氏が、正会員として2018年4月1日付で入会希望の、株式会社メドレックス、北川工業株式会社について説明した。
 説明の後、議長は本議案について各出席理事の賛否を求め、全員異議なく入会を承認可決した。

<正会員>(2018年4月1日付)

株式会社メドレックス
主業務 製剤技術を基軸とした医薬品開発
希望所属業種 関西化学部会 第3分科会
会員代表予定 事業開発部 知的財産担当 大野田 祐子氏
推薦者 日本新薬株式会社 城内 善昭氏

<正会員>(2018年4月1日付)

北川工業株式会社
主業務 電磁波環境・精密エンジニアリングのコンポーネント製造
希望所属業種 関西化学部会 第1分科会
会員代表予定 知的財産室 室長 麻生 恵祐氏
推薦者 日本特殊陶業株式会社 青木 昇氏

(報告事項)

議長は、下記報告事項を担当する役員をそれぞれ指名し、担当役員より添付の内容が報告された。
  1. 退会について
  2. 主要施策の活動について
  3. 委員派遣
  4. 後援・協賛
  5. 事務局からの連絡事項

議長は、以上をもって本理事会の閉会を宣言した。
議事の経過の要領及びその結果を証するため、この議事録を作成し、代表理事及び出席監事は、それぞれ記名押印した。

2018年3月

一般社団法人日本知的財産協会  
 代表理事  近藤 健治 印 
 出席監事  来住 文男 印 
 出席監事  西田 習太郎
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