理事会・議事録

理事会(5月度)

2017年5月11日(木)14時30分〜17時30分
東京都千代田区大手町2-6-1   本会 会議室
議長 理事長  近藤 健治
出席理事 17名(理事の総数20名)
近藤 健治、井上 二三夫、別所 弘和、足立 和泰、熊谷 英夫、櫻井 克己、久慈 直登、
伊藤 寛、別宮 智徳、池村 治、大水 眞己、木下 達也、木全 政弘、 佐野 裕昭、
白髪 信一、鈴木 草平、森 誠司

出席監事  2名(監事の総数 2名) 来住 文男、西田 習太郎

議題

 (決議事項)

第1号議案 定時総会関係事項について
第2号議案 会議派遣「WIPO-Green Green担当部署との会合」
第3号議案 会議派遣「WIPO-SCP会議への参加」
第4号議案 会議派遣「五極特許庁長官・ユーザ会合への参加(IP5)」
第5号議案 会議派遣「2017年度 WIPOマドプロ作業部会への参加」
第6号議案 意見表明「『懲罰的損害賠償制度』の導入に強く反対する」について 
第7号議案 意見書提出「生物多様性に関する中国国内措置案に対する意見」
第8号議案 予算執行とライセンス取得「West Law Japan社 米国判例DBのアクセス権取得」
第9号議案 資料発行「2016年度アジア訪問代表団報告(ミャンマー・タイ・インドネシア・インド)」,br> 第10号議案 2017年度専門委員会/部会報告計画について 
第11号議案 総合企画委員会委員長について
第12号議案 入会について

 (報告事項)

  1. 退会について
  2. 理事の辞任
  3. 主要施策の活動について
  4. 後援・共催
  5. 委員・講師等 派遣
  6. 事務局からの連絡事項
  

議事の経過の要領及びその結果

 事務局長 志村勇氏は、審議に当たり、定款第40条の規定に従う理事会成立人数について、理事総数20名中、決議に参加する審議事項の審議開始時の理事数は18名であり、過半数の理事の出席があるため、 理事会の成立することを確認した。

(審議事項)

第1号議案 定時社員総会関係事項について
 議長は本議案を付議し、下記(1)(3)については理事長 近藤健治氏、(2)(4)(5)については専務理事 久慈直登氏が、それぞれ説明を行った。

(1)2016年度業務報告
(2)2016年度会計報告
(3)2017年度重点活動計画(案)
(4)2017年度予算(案)
(5)2017年度定時社員総会次第

議長より、(1)〜(4)を定時社員総会の審議事項とする旨の説明なされた後、各出席理事の賛否を求め、本内容をもって総会に諮ることを全員異議なく承認可決した。

第2号議案 会議派遣「WIPO-Green Green担当部署との会合」
 議長は本議案を付議し、常務理事 森誠司氏 を指名し、派遣趣旨、スケジュール、費用等の説明を行った。2017年6月6日〜11日にWIPOプロジェクトメンバーの1名を、スイス (ジュネーブ)に派遣し、日本の環境技術のWIPO GREENデータベースへの登録推進に関し、WIPO関係者と協議を行う。
 専務理事 久慈直登氏より、協議は電話会議、TV会合で参加可能ではないかとの指摘があり、今回は派遣を見送る方向で、WIPOプロジェクト内で再検討することとなった。

第3号議案 会議派遣「WIPO-SCP会議への参加」
  議長は本議案を付議し、常務理事 森誠司氏 を指名し、派遣の趣旨、スケジュール、費用等の説明を行った。2017年7月2日〜8日に、医薬・バイオテクノロジー委員会担当理事、 委員長の計2名をスイス(ジュネーブ)に派遣し、WIPO-SCP会議へ出席する。
 説明の後、議長は本議案について各出席理事の賛否を求め、全員異議なく承認可決した。

第4号議案 会議派遣「五極特許庁長官・ユーザ会合への参加(IP5)」
 議長は本議案を付議し、副理事長 足立和泰氏 を指名し、派遣趣旨、スケジュール、費用等の説明を行った。2017年5月28日〜6月2日に国際政策プロジェクト担当理事、 リーダーおよびメンバーの計5名を、マルタ共和国で行われる五極特許庁・ユーザ会合および、三極ユーザ会合に派遣する。
 議長は本議案について各出席理事の賛否を求め、採決の結果、全員異議なく承認可決した。

第5号議案 会議派遣「2017年度 WIPOマドプロ作業部会への参加」
 議長は本議案を付議し、常務理事 佐野裕昭氏 を指名し、派遣趣旨、スケジュール、費用等の説明を行った。2017年6月18日〜24日に商標委員長およびメンバーの計3名を、 スイス(ジュネーブ)で行われるWIPOマドリッド作業部会に派遣し、意見表明を行う。
 議長は本議案について各出席理事の賛否を求め、採決の結果、全員異議なく承認可決した。

第6号議案 意見表明「『懲罰的損害賠償制度』の導入に強く反対する」について
 議長は本議案を付議し、副理事長(知財活性化プロジェクトリーダー) 櫻井克己氏 を指名し、5月2日に当協会ホームページに掲載した意見「『懲罰的損害賠償制度』の導入に強く 反対する」について、表明に至った経緯およびその内容について説明した。
 説明の後、全員異議なく本意見内容について確認した。

第7号議案  意見書提出「生物多様性に関する中国国内措置案に対する意見」
 議長は本議案を付議し、常務理事 森誠司氏 を指名し、4月21日に医薬・バイオテクノロジー委員会担当理事名で、中国環境保護部宛に提出した意見書「生物多様性に関する中国国内措置案 に対する意見」の内容について説明した。
 説明の後、全員異議なく本意見内容について確認した。

第8号議案 予算執行とライセンス取得「West Law Japan社 米国判例DBのアクセス権取得」
 議長は本議案を付議し、常務理事 大水眞己氏 を指名し、米国判例DBアクセスのためライセンスWest Law Japan社より取得すること、また、その費用等の条件について説明した。 ライセンス第1委員会、第2委員会が、研究テーマの検討のため使用するもので、契約者は理事長、契約期間は1年間。但し、本件の契約書は一か月以上前に契約解除通知をしないと 契約が自動継続する契約条項となっており、上程された契約期限の管理はライセンス第2委員会で責任を持って行わせることを担当理事に確認した。
 説明の後、議長は本議案について各出席理事の賛否を求め、採決の結果、全員異議なく本ライセンス取得とこれに係る予算の執行について、全員異議なく承認可決した。

第9号議案 資料発行「2016年度アジア訪問代表団報告(ミャンマー・タイ・インドネシア・インド)」
 議長は本議案を付議し、副理事長 熊谷英夫氏 を指名し、「2016年度アジア訪問代表団報告(ミャンマー・タイ・インドネシア・インド)」の発行(発行部数は標準部数の1,400部、 希望発行時期は2017年6月)について説明を行った。
 説明の後、議長は本議案について各出席理事の賛否を求め、全員異議なく承認可決した。

第10号議案 2017年度専門委員会/部会報告計画について
 議長は本議案を付議し、副理事長 櫻井克己氏を指名し、2017年度地域別部会での専門委員会等からの報告項目について説明を行った。
 説明の後、本議案について各出席理事の賛否を求め、採決の結果、全員異議なく承認可決した。

第11号議案 総合企画委員会委員長について
 議長は本議案を付議し、専務理事 久慈直登氏が、総合企画委員長が奥村洋一氏より関口陽氏に交代する旨説明した。
 説明の後、議長は本議案について各出席理事の賛否を求め、全員異議なく交代を承認可決した。

第12号議案 入会について
 議長は本議案を付議し、専務理事 久慈直登氏 より、2017年4月1日付にて正会員として入会希望の「星光PMC株式会社」「東日本電信電話株式会社」(再入会)、 「株式会社Preferred Networks」「ダイダン株式会社」、賛助会員として入会希望の「特許業務法人インターブレイン」の説明を行った。
 議長は本議案について各出席理事の賛否を求め、全員異議なく入会を承認可決した。

<正会員>(2017年4月1日付)

(1) 星光PMC株式会社
主業務 製紙用化学薬品・印刷用インキ他の製造販売
希望所属業種 関東化学第一部会第2分科会
会員代表予定 研究推進室 技術管理グループリーダー 蔦 康宏 氏
推薦者 DIC株式会社  河野 通洋氏
(2) 東日本電信電話株式会社(再入会)
主業務 東日本地域における地域電気通信業務
希望所属業種 関東電気機器部会第2分科会
会員代表予定 ITイノベーション部 技術部門 知的財産担当 部門長 川鍋 俊二 氏
推薦者 日本電信電話株式会社  糸田 純 氏
(3) 株式会社Preferred Networks
主業務 人工知能等の研究、開発、販売
希望所属業種 関東電気機器部会第2分科会
会員代表予定 最高戦略責任者   丸山 宏 氏
推薦者 ファナック株式会社 松原 俊介 氏
(4) ダイダン株式会社
主業務 電気、空調、給排水衛生等の設備工事に関連する業務
希望所属業種 建設部会(関東)
会員代表予定 開発技術本部 知財室長  佐々木 洋二 氏
推薦者 富士ソフト株式会社  柏木 法仁 氏

<賛助会員>(2017年4月1日付)

(1) 特許業務法人インターブレイン

会員代表予定 代表社員 松尾 卓哉 氏
推薦者 ルネサスエレクトロニクス株式会社 安達 靖史 氏

(報告事項)

議長は、下記報告事項を担当する役員をそれぞれ指名し、担当役員及び担当役員が指名した専門委員会委員長、政策プロジェクトリーダーより添付の内容が報告された。
  1. 退会について
  2. 理事の辞任
  3. 主要施策の活動について
  4. 後援・共催
  5. 委員・講師等 派遣
  6. 事務局からの連絡事項

議長は、以上をもって本理事会の閉会を宣言した。
議事の経過の要領及びその結果を証するため、この議事録を作成し、代表理事及び出席監事は、それぞれ記名押印した。

2017年5月

一般社団法人日本知的財産協会  
 代表理事 近藤 健治  印 
 出席監事 来住 文男  印 
 出席監事 西田 習太郎  印 
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