会務報告&部会報告
10月度 東西部会 議題
I.関東部会
時 | 10月23日(火)14:00〜17:00 |
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所 | ベルサール八重洲 |
人 | 浅見理事長、佐野副理事長、久慈専務理事、淺井常務理事、池村常務理事 (事務局)伊藤事務局長代行、渡辺GL 279名 244社 |
議 事
- 会務報告等
専務理事 久慈 直登 - 「改訂版「特許ライティングマニュアル」のご紹介」
日本特許情報機構(Japio)
特許情報研究所調査研究部長 清藤 弘晃 氏
【講演概要】
明細書の書き方を解説する「特許ライティングマニュアル」は、誤解防止が図れるとともに人手翻訳や機械翻訳がしやすくなる手法を取りまとめたものである。 本マニュアルは、豊富な改善例を交えつつ26ページとコンパクトなため、簡便に内容を把握可能。今回、マニュアルの大幅改訂が行われたため、概要を説明する。 - 専門委員会報告
- (1) 医薬・医療分野のAIに関する技術・知的財産研究
医薬・バイオテクノロジー委員会
副委員長 海津 新 氏(株式会社日立製作所)
【報告概要】
医薬品開発および診断・医療におけるAIの技術動向を調査するとともに、AIを活用したビジネスを行うベンチャー企業の企業動向および特許出願傾向を調査・ 分析した。また、AIにより創作された発明またはAIを解決手段として活用した発明に対する特許性判断を調査・検討した。 - (2) 裁判所におけるクレームの文言解釈の動向に関する考察
特許第2委員会
2017年度副委員長 松田 心平 氏(カシオ計算機株式会社)
【報告概要】
本テーマでは、過去の裁判例を基に、要旨認定と技術的範囲確定とにおける裁判所の近年のクレームの文言解釈の傾向、及びリパーゼ最高裁判決で判示された特段の事情に 関する裁判所の判断傾向を分析し、実務での留意点を検討した。本報告では、上記傾向分析結果に基づいた実務上の留意点を報告する。 - (3) 知財部門からの情報発信のあり方の研究 〜経営層に効く情報発信とは〜
マネジメント第2委員会
副委員長 倉貫 北斗 氏(株式会社IHI)
【報告概要】
知財情報は、企業を取り巻く環境の変化により、ますます重要なものとなってきた。しかし、経営層による経営戦略や事業戦略策定のなかでの活用例は少ないと思われる。 そこで、本テーマでは、その原因を探り、どのような内容・視点・タイミングで情報発信すれば活用されるかを具体例も交えて提言する。
- (1) 医薬・医療分野のAIに関する技術・知的財産研究