ちょっと一言

知財管理2月号編集後記より

冬も深まり、春の到来が待ち遠しい季節となりました。この2月は別名 如月(きさらぎ)と呼ばれ、語源として「寒くて更に衣を着る:衣更着(きぬさらぎ)」から来たとも、「陽気が発達する“とき、”気が更に来るから:気更来(きさらぎ)」とも言われております。まだまだ日々暖房器具が欠かせない今日この頃です。皆様も健康管理には十分お気をつけください。

ところで、一年のうちで皆様の好きな季節はいつでしょうか?私は冬、特に2月は秋と並んでとても好きな時期です。鍋物など食としての楽しみもありますが、スキーなど冬のスポーツを楽しむことができる点が1番の理由です。今でも1シーズン数回は雪山に車を走らせております。

 また夏にも劣らず、冬は様々な祭りが行われることも趣があって良いと感じております。北海道の「札幌雪まつり」や青森県の「えんぶり」、岡山県の「裸祭り」など各地でそれぞれ特徴的な祭りが行われます。中でも特に私が好きな祭りは、千葉県の「成田山節分会」です。この祭りは二月三日の節分にちなんで大々的に行われる豆まきであり、「お不動様の慈悲の前には鬼はいるはずがない」との理由から、豆まきの際に「福は内」だけを唱え「鬼は外」を絶対言わないことが特徴的なところです。皆様も冬の祭りにご参加され、各地の風土に触れられてみてはいかがでしょうか。

(K.O.)

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