ちょっと一言

潮干狩りへ行こう

潮干狩りは、春から夏がシーズンの手軽で楽しくて、私の大好きなレジャーの1つです。初心者もベテランも関係なく、大人も子供も満足のいく収穫が得られることが魅力です。
通常、潮干狩りは3月末から8月がシーズンと言われております。しかし、3月末から4月はまだ海風は冷たく、水温も低いし、また、6月梅雨で天候になかなか恵まれません。
ということで、7月から夏休みがベストシーズン!と、私は思っています。

先ずは準備ですが、服装も道具もいたってシンプルです。Tシャツ・短パン・帽子・タオル・ビーチサンダル。あ!女性の方は日焼け対策を忘れないようにしましょう。道具(熊手・網)は、現地でレンタルがあります。

さて、潮干狩りに行く前に、必ず注意しなければならない重要事項があります。それは「潮位表」の確認です。潮干狩りは、引き潮の時間にしかできないので、毎日、採貝時間が変わります。潮位の関係でできない日もあります。
休日で、天気も良くて、という日でも引き潮の時間とタイミングが合っていないとダメなのです。
でも、「潮位表」は各潮干狩り場や観光案内でホームページを出しているところがあるので、簡単に調べることができるので大丈夫です。

私が好きな海は、木更津のK海岸。有名な潮干狩り場です。
潮干狩りには何のテクニックも要りません。引き潮の海に出て、熊手で砂を2〜3回掻くと、ガリッ!とアサリに当たります。1個見つかるとその周囲に必ず数個いるので、どんどんどんどん採れていきます。
ある程度の個数を拾ったら、ちょっと歩いて場所移動。
そんな感じで1時間程度もすれば、夕飯のおかずになる分量以上の収穫です。

この潮干狩り場へ何度か訪れたときのことでした。この日は小雨の降る悪天候。
それほど満足の行く量を採ることは出来なかったのですが、雨が大降りにならないうちにサッサと帰ろうと、出口に向かいました。休憩所に入り、「今日はイマイチだった。もう帰る。」などと管理人のおじさんと雑談をしていたところ、
おじさんが、
「ここは、天然物エリアと非天然物エリアに区分けされている。でも、はっきりと明示してない。ほら、あの杭の向こうが天然物エリアだよ。」と、コッソリ教えてくれたのです!
そして、天然物と非天然物を見分ける簡単な特徴があることも教えてくれました。
でもそれは秘密です!
悪天候と寒さを忘れ、再び海に出て天然物エリアを目指したのは言うまでもありません。

こうして楽しんで収穫したアサリですが、さらに楽しみは続きます。それは食べる愉しみ。
元々、私が潮干狩りを始めたのも「アサリが大好き!」というのが動機です。
アサリ汁、酒蒸し、アサリごはん、クラムチャウダー、・・・アサリはダシが良く出るので、何を作っても失敗はありません。そして、「自分で採ってきたんだ!天然物だ!」という充実感が、美味しさを倍増させてくれます。

それでは最後に、
潮干狩り場のおじさんのアドバイスで採取した、粒選りの天然物アサリの写真です。
どうでしょう?皆さん、天然物の特徴がわかるでしょうか???

(T. O)

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