ちょっと一言

「『乗り物酔い』への対処法」3月号編集後記より

 いよいよ「春」到来。学生時代は出会いと別れによる環境変化のストレスで腹痛に悩まされたのですが,年を重ね,そのような繊細さはどこかへ飛んでしまい,どこに桜を見に行こうか,どこに温泉旅行に行こうか,と胸を膨らませることが常となっています。北国の温泉宿は,冬季閉鎖のところも多く,これから再開の時期を迎えます。宿のウェブサイトのブログが再開の準備の様子で更新され,日々小さな癒しを得ています。
 ただ,私の場合,旅行を楽しく過ごすには,うまく「乗り物酔い」を封じなければなりません。新しい体験を求め,気もそぞろな毎日ですが,最大の敵がこの「乗り物酔い」。こればかりは,年を重ねても,完全には克服できていません。外洋での航海は揺れが大きいため,離島への船旅は厳禁。つづら折りの山道もできれば避けたい。となると,旅行の選択肢はどんどんと狭まります。
 「知財管理」誌の読者の皆様の中にも,「乗り物酔い」をされる方は一定数いらっしゃると思いますが,どのように対処されていますでしょうか。
 「乗り物酔い」封じの私のルーティーンは,(1)よく効くと評判の酔い止め薬を事前に飲む,(2)GAVA入りのチョコレートを食べたり,す〜っとするガムをかんだりする,(3)三半規管を良い方向に刺激?するために,イヤホンで好きな音楽を聴く,(4)揺れが気になったら,(残念ながら「知財管理」誌も含め,)本・雑誌,スマホは見ない,(5)山道を走るバスに乗るときは,前方の席に座り,運転手と同じ視線・姿勢をとるように心がける(曲がる方向を先んじて見る),(6)話しかけられても,進行方向に対して後方に,長時間振り向かない,というものです。「乗り物酔い」に悩む方のご参考になれば幸いです。
 なお,私の場合は、「近く」を見ずに,「遠く」を眺めるという戦略はダメ。ツボ押しもイマイチです。他方、ネットに転がるツーリング動画で道路状況の予習をしておくことは、安心感を得る手立てになっています。
さて,毎月の「知財管理」誌も,旅行に負けず劣らず,新しい知的な出会いを提供してくれます。「乗り物酔い」の心配もありません。ぜひ手にとって知的好奇心を満たしていただければ幸いです。
  • 蔦沼の紅葉、雪と月を添えて
  • 青森県の蔦(つた)温泉を訪れた際の奇跡の一枚。 秋雨のため諦めかけていたその瞬間、モルゲンロートが眼前に。 夢か誠か、玉響(たまゆら)のひとときでした。

(K.B.)

Copyright (C) Japan Intellectual Property Association All Rights Reserved.