ちょっと一言

「運動不足解消」8月号編集後記より

 今年も暑い夏がやってきましたが,いかがお過ごしでしょうか。コロナ禍で夏祭りや花火大会の多くが中止となっていましたが,今年は開催するというニュースに触れると,夏の風物詩,賑やかな街が戻ってくるということで嬉しい気持ちになります。地元の夏祭りも感染対策を講じながら3年ぶりに開催されることになり,家族で楽しみにしています。

 二十数年前は高校球児で,夏の暑い最中も,元気に白球を追いかけていましたが,今ではすっかり運動しなくなってしまいました。リモートワーク中心になり,通勤という運動もなくなってしまい,さらに運動不足になっていたところでしたが,最近,子どもの部活をきっかけにバドミントンを始め,毎週子どもと一緒に汗を流しています。

 子どものプレーを見ている時は,もっと足を動かせば良いのにとか,もっと相手のいないところを狙えば良いのにと,やきもきしていましたが,見るとやるのとでは大違い。いざ自分がやってみると,全く思うように動けずうまくできません。むしろ子どもの凄さ,上手さがよく分かりました。

 先日,バドミントン元日本代表で,現在は理学療法士として,現役日本代表のコンディショニングコーチもされている方に指導を受ける機会がありました。バドミントンのプレーというよりは,体をいかに効率的に動かすか,運動効率の高い体の動かし方を学びました。股関節の動かし方,回旋(捻り)や重心移動のコツ,そのための簡単な練習方法を教わったのですが,目から鱗の話ばかり。少し習って実践してみると,自分でもわかるくらい動きがスムーズになり,楽に強く打てるようになり,今までいかに無駄の多い動きをしていたかを痛感しました。そして,ただ練習するのではなく,理論・体の動かし方を理解,意識してプレーすることの重要性を学びました。この調子で練習していけば,上手になれるかもと自分に期待しています。また,たまに行くゴルフの飛距離も伸びるかなあと期待は膨らむばかりです。

 しばらくは暑い日が続きそうですが,皆さまも体調には気を付けて,楽しい夏をお過ごしください。

  • バドミントンの様子

(K.K.)

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