ちょっと一言

　今年も残すところあと数日。皆さんにとって今年はどんな一年だったでしょうか？と，お伺いしたいところですが，伺うまでもなく，コロナ一色の一年だったかと思います。当然，私もその例外ではなく，会誌広報委員会開催時の各社訪問や，原稿の執筆をお願いするための法律・特許事務所，大学等への訪問が急遽オンラインでの実施となるなど，なかなか大変な一年だったなと感じています。
　さて，そんなコロナ禍の影響で，皆さんの働き方も大きく変わったのではないでしょうか。
　オフィスに出社するのが当たり前だった状況から，テレワーク化が一気に進み，数ヶ月で私たちの働き方は10年先に進んだとさえ言われています。当然，私もこの波に乗っかり，GW明けから，人生初のテレワークを経験しました。決してペーパーレス化が進んでいるとは言えない業務で，どうなるのかと不安もありましたが，実際にやってみれば何とかなるものだなと・・それよりも通勤不要という素晴らしさに感動しました。しかしながら，テレワークを謳歌していた矢先，職場の地域では感染者が少なかったこともあり６月から通常勤務に戻り，今ではテレワークが遠い過去の様に感じられます。今後も継続してテレワーク主体という企業も多い中，弊社では東京勤務者が通常出勤に戻るという情報を見る限り，テレワークが根付くのはまだまだ先の話の様で，５月のテレワークは幻の一ヶ月となりそうです。
　話は変わりまして，私がこの一年，飽きずにほぼ毎週末欠かさずにやってきたことがあります。それは昨年８月，滋賀県のとある町に彗星の如く現れたラーメン店に通うことです。
　このお店，平日朝７時（休日は８時）から営業しており，地域では珍しい朝ラーメンができるお店であり，抜群の美味しく，突如現れる一期一会の限定メニューへの期待感も合わさって,土日ともなれば営業開始前に50組以上の並びが出るほどの人気店に。いわゆる無化調ラーメン（化学調味料を一切不使用）に拘り，食べるとホッとする優しいラーメンで，日々の仕事やコロナ疲れを癒すのに一役買っています。
　来年，令和３年こそは，待ちに待った東京オリンピックです。どんよりした雰囲気は今年だけでもう充分。皆さんがホッと安心して生活できる一年となることを切に願うばかりです。