ちょっと一言
「新たな挑戦」4月号編集後記より
新年度がスタートしました。心地よい春風の中,街を彩る,新入生,新入社員等の初々しい姿を目にして,「今年度も頑張っていこう!」と気持ちを新たにした方々も多いのではないでしょうか。また新年度は, 新しいことにチャレンジする絶好の機会でもあります。
私が最近始めた新しいことといえば,2020年東京オリンピックの正式種目に採用されたボルダリング。 ロープ等の道具を使わずに岩を登るロッククライミングの一種で,昨年は東京都八王子市で ワールドカップも開催され,近年非常に注目されています。屋内ジムの場合ですと3〜4mの壁に設けられたホールドと呼ばれる人工突起物に手や足を掛けて登っていくという,言葉にすると非常に シンプルですが,課題毎に設置されたホールドを掴む順番,足の運び方,身体の傾け方等によって登り易さ(難さ?)が変わる奥が深いスポーツです。また何度もアプローチを変えてトライし, 完登できたときの喜びは何物にも代え難く,次のより難しい課題へ挑戦しようというモチベーションにもなります。
実は,このボルダリング,上半身の筋肉を刺激するためオフィスワーカーに最適なスポーツだと言われています。我々のようなデスクワーク中心の仕事ですと運動不足に陥りやすく,
特に上半身の筋肉を使うことは滅多にありません。その為,肩や首の凝り,人によっては背中の痛みに悩まれている方が私の周りでも少なくありません。しかし,私の場合,ボルダリングを
始めてから,肩や首の凝りで悩むことは減りました。是非,上半身の凝りや痛みに悩んでいる方,ボルダリングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
また,壁を前にして,どのようにアプローチすれば目標(ゴール)にたどり着くことができるかを考え抜くことは,我々の仕事への取り組み方にも通じる点があり,思わぬ副産物を手にすることが
出来るかもしれません。
さて,「知財管理」4月号は特集号,今回の「知財のターニングポイント」は如何でしたでしょうか。会誌広報委員会による渾身の企画で,多くの方に読んでいただければ幸いです。編集委員一同, 今後も皆様に有益な情報を提供できればと頑張っております。ご愛読のほど宜しくお願い申し上げます。
(K.M.)
- ワールドカップ2017@八王子
- ホームジムにて