ちょっと一言
「野球ファンの一言」10月号編集後記より
大阪生まれの大阪育ちでありながら、父の影響で幼少の頃からの巨人ファンであり、大阪では肩身の狭い思いをしておりますが、今年も巨人はペナントレースを 盛り上げてくれ、残念ながら優勝、日本シリーズ進出は逃してしまいましたが、最後まで楽しませてもらうことができました。また、プロ野球もさることながら、今年は高校野球100年の節目の年であり、丁度息子が高校2年で野球に打ち込んでいることもあり、野球の話題で大いに盛り上がった1年 でした。
さて、来年はプロ野球が始まって80年、今年は高校野球が始まって100年であり、この長い年月の間に、選手達の技術の進歩はもちろんですが、道具も格段に進歩してきました。
最初のグローブが市販されたのは1870年代、当時は手のひらを革でおおっただけのものだったそうで、現在のグローブの形になったのは1950年になるそうです。ボールを取りやす
くするために、現在でもドンドンと改良がなされているようです。
また、金属バットが登場した1974年からは高校野球の試合の様相が一変したようです。金属バットも最近ではより薄く加工された飛ぶバットも出てきています。
その分耐久性がなくなってきており、高価なバット(硬式用の金属バットは数万円します)を何本も買わされる親としてはつらいところではありますが…。
こらからもドンドンと道具は技術改良され進化していくことと思われます。
これから先、どのように道具が進化していき、野球が進化していくかは分かりませんが、これまでもこれからも、野球をするのは変わらず選手達であり、これから先もずっと、 プロ野球だけでなく高校野球やアマチュア野球においても、よりスリリングな試合を私たちに見せてくれることを期待したいと思っています。
昨今、若い世代の野球離れが言われていますが、一野球ファンとして、これからも注目していきたいと思います。
(T.A.)