ちょっと一言
「事始めは慎重に」知財管理4月号編集後記より
四月、街中には一目でそれと分かる新入学生・新入社員が溢れ、否応無く新しい年度がスタートしたことを実感させられます。会社内でも新入社員の初々しくも元気な挨拶があちこちで飛び交い、桜も咲いて四月は本当に良い季節です。何か新しいことを始める時は、期待と不安があるものですが、小生昨年末から休日に自転車に乗りはじめました。日頃の運動不足の解消を兼ねて近くのサイクリングロードを走ってみたい、あの軽快そうなスポーツ自転車に乗ってみたい、という思いからでした。
スポーツ店でずらり並んだ美しい自転車を見ると、職業柄特許・意匠・商標は?フレーム以外は皆同じような部品だけどそのビジネスモデルは?なんて考えてしまいましたが、思案の末クロスバイクというのを買いました。重量はママチャリの半分ほどの10キログラムで24段変速の自転車です。それまで途中で降りてしまった坂も簡単に軽快に上れるようになりました。サイクリングロードに出ると、若くない同年輩の人たちがヘルメットを被ってドロップハンドルの自転車に乗って颯爽と走っているのに驚きました。
自転車に乗りはじめて一月ほどたったころ、道が多少凸凹していたので、お尻をサドルから上げて乗っていました。そこへ突然車が出てきて急ブレーキをかけると、後輪が持ち上がりサドルが尾?骨めがけてぶつかってきました。尾?骨打撲で全治3週間。後輪部があまりにも軽いのと、前ブレーキを真っ先に強くかけてしまったのが原因と後で思いました。軽量のスポーツ自転車に初めて乗る方は気を付けてください。
さて、「知財管理」4月は特集号、今回の「知財パラダイムシフト」は如何でしたでしょうか。会誌広報委員会渾身の企画で、多くの方に読んでいただければ幸いです。また、7年ぶりに表紙基本デザインを変更しましたが、如何でしたでしょうか。
編集委員一同、今後も皆様に有益な情報を提供できればと頑張っております。ご愛読のほど宜しくお願い申し上げます。
(H.O.)