ちょっと一言

Boeing787に乗りました

11月8日、岡山空港から羽田空港まで、Boeing787に乗りました。いやー、いい経験でした。

倉敷出張が決まった10月、「いいチャンスである。Boeing787に乗ろう」と決めました。早めにチケットを購入、たったひとつ空いていた窓側席を確保しました。よかったよかったと思った瞬間、「初期故障」は大丈夫だろうかという心配がアタマを持ち上げ始めます。そう考えていたら、11月6日、787の主脚が出ているという表示がなく、手動で主脚を下ろしたというトラブルが発生します。なんとなく嫌な気分でした。

11月8日の朝、Boeing787と初めて対面しました。決意して100円を支払い、岡山空港の見学デッキに入りました。そこから見たBoeing787の機体は、ぴかぴかに光っていました。太陽を反射し、まぶしく輝いています。ちょっと感激。機体トラブルのことは、すっかり忘れていました。

しばらくして、乗り込みました。

おー、国際線のように、目の前に画面があり、ビデオなどが楽しめます。座った瞬間、操作パネルをいじっていました。

シートも快適、楽々状態。荷物の収納もたっぷり。窓も広く、ブラインドが電子化。ボタンを押してシャドウの具合を調整するという優れもの。はまっちまいましたね(左下の写真)。

一番感動したのは、飛行中のつばさの形です。
いままで見てきたつばさと「しなり」が、まったく違います。767や777はリジッドなつばさでしたが、787のつばさは、右下の写真のように、「綺麗にしなった翼」なのです。無機的な飛行機の翼から、「鳥のつばさ」への変化を感じました。やはり素材が金属から複合材料になった影響でしょうか。とにかく美しく、しなやかな翼でした。先端ほどよくしなっています。

それと、今の時期に乗るのは気持ちがいいもんですね。
岡山空港では、空港の屋上デッキに多くの人がいて、こちらを見ていました。羽田に到着すると、こちらも屋上デッキにたくさんの人がいて、こちらを見ています。なんとなく「注目の人」「人気のある芸能人」になったような気分になり、少し舞い上がりました。

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翼ですが、なんか違うなと思ってスペックを見てみました。787の翼はとても長いことに気がつきました。
全幅が60.1mとなっています。
同じような機体サイズの767の全幅は、47.6mですから、787のほうが26%も長いんですね。
777が60.9mですので、787と777の翼の長さは同じ程度です。ちょっと驚きました。
機体全長に対して、翼が長いというシルエットは、大型の鳥のそれに近づくことになります。787が鳥に似ていると小生が感じたのは、この寸法比によるところが大きいかも知れません。

また、787の翼は、薄く出来ており、空気抵抗が小さいようです。これも燃費向上に役立っているのでしょう。
787の翼は、とてもすてきです。すっかり虜になってしまいました。

(M.S)

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